二重窓にすると防音効果や断熱効果、さらには結露対策などが同時に行えるので有り難いのですが、その一方では窓の開け閉めや掃除が2倍になるということにもなるでしょうね。とくに掃除に関しては、後付けの窓ガラスの拭き掃除と従来からの外側にある窓ガラスの掃除といったように、窓ガラスの数量が増えた分だけ確実に掃除の時間も増えるということを覚悟しないといけないでしょうね。ただし、二重窓と同じような効果を保ちつつ尚且つ掃除も増やしたくないという方には、日本板硝子が販売しているスペーシアという製品がオススメです。この製品は、ガラスとガラスの間が真空状態になっており、今のところ日本板硝子の独占販売の状態となっているようですね。
そこで、どうして真空状態にすると通常のペアガラスよりも断熱効果や結露対策が倍増するのかと申しますと、昔流行したような魔法瓶の原理と同じ原理なのだそうですね。ちなみにスペーシアのホームページを見ていると、断熱性能については従来の1枚ガラスの約6倍の効果が期待できるようですね。もう少し厳密に申しますと、冬は断熱効果があるし夏は遮熱効果が期待できるのだそうです。ところで、スペーシアにすると通常の二重窓よりも掃除が楽になるということについてですが、スペーシアの場合には今あるサッシをそのままにしてガラスを交換するだけで設置ができるのです。従って、後付けで窓枠や窓ガラスを取り付けるという二重窓の施工方法ではないからなのです。そうなると当然のことながら、窓を開け閉めするのにも1回で済みますし窓掃除も1回で済むということにもなるでしょうね。
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